日本は、アメリカ、中国に次いで、世界第3位の経済大国です。
一方、経済協力開発機構(OECD) が2017年に発表した調査によると、 日本はOECD加盟35カ国中、 ある指標において18位に甘んじています。
一体、何が18位だと思いますか?
それは、日本人の平均年収です。
平均年収が1位の国はヨーロッパの小国ルクセンブルクで約63, 000ドル(ドル=111円換算で約699万円)。 2位がスイス、3位がアイスランドと続き、4位がアメリカです。 ちなみに、この上位4カ国のみが平均年収60,000ドル( ドル=111円換算で666万円)を超えています。
一方で日本人の平均年収は40,862ドル(ドル= 111円換算で約454万円)程度です。 総務省の最新の調査によるとさらに下がり、 416万円くらいになってしまいます。さらに、 残念なことに他の多くの国の平均年収が右肩上がりで伸びているの に対して、日本人の年収はこの20年以上、 徐々に下がってきています。
多くの人の年収が頭打ちの中、今後、 戦後の高度経済成長期の時のように給与がグングン上がっていく、 という未来はなかなか期待しづらいかもしれません。
このような状況の中、今、大きく注目を浴びているのが「副業」で す。
政府も昨年の1月には、ほとんどの企業が採用している「 モデル就業規則」から実質的に副業・ 兼業を禁じる項目を修正したこともあり、 多くの企業で副業が解禁となりました。
副業が注目されている理由は主に以下の3つです。
一つは前述の給与が上がらないという事実。もう一つは、 現役世代が将来もらえる年金額が大きく目減りしているということ 。そして3つ目は、いわゆる「長生きリスク」です。 定年後の人生スパンが長くなったことで、 以前よりも生涯収入を増やす必要があります。
さて、Weekly通信を読んでいるみなさんも「 もっと収入を上げるために、副業でもやろうかな」 と考えたことがある人が多いのではないでしょうか。 ただ副業というと、多くの人がまず思い浮かべるのが、 本業以外の時間を捻出し、他のことで稼ぐ「労働収入」です。
しかし、副業は何も自分の時間を切り売りしなくてもよいものもあ ります。それは、どんな副業でしょう?
「働かない副業」です。
私たちファイナンシャルアカデミーでは、この「働かない副業」 を資産運用などで生み出す「投資収入」と呼んでいます。
資産運用という言葉は、 特にここ数年で耳にする機会が多くなってきていますが、 多くの人にとっては「難しい」や「リスクが怖い」 という印象を持つようです。しかし一方で、
多くの人が資産運用で成果をだしているという事実もあります。
資産運用ついては、きちんと体系 的に学びさえすれば、誰もが始められる有効な「働かない副業」 になり得ると考えています。
実際に受講生にアンケートを取ると、90%の人が「 お金の勉強については初心者だった」と答えています。
もし、少しでも「働かない副業=資産運用」に興味を持ったなら、 正しい知識を学んでから行動に移すことが大切です。
本業以外で得る副収入は何も身を粉にして働く「労働収入」 である必要はありません。生産性が高い「働かない副業= 資産運用」の世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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