私はこれから伸びる企業とはどんなところなのか?
さまざまな分析方法がある中で、
相場環境にブレずに伸び続けていく
成長企業の見極めポイントをご紹介したいと思います。
相場環境の関係なく成長し続ける企業の3つのポイント
▼1つ目は、
「どのような哲学・想い・こだわりをもっているか?」
投資家がまず一番最初にチェックするポイントは、
売上や利益、会社の規模やトレンドと照らし合わせることが
一般的だと思いませんか?
しかし、真の投資家というものはその企業が持っている
哲学・想い・こだわりをみているということです。
利益を追求しキャピタルゲインを狙う機関投資家は、
最速で急成長しリターンを気にするように想いますが、
実はこの会社の哲学を重要視します。
なぜならば、成長には必ず抵抗勢力というものがでます。
計画が順調に進むものは一つもなく、
想定していなかったトラブルが続くことが前提条件となります。
その時に、リーダーである経営者がどういった哲学を持っているの か?
絶体絶命の時に我が身の保身を考え逃げるのか?
それとも乗り越えて行くのか?
そういったところを見ているということです。
マーケティング戦略がうまくて売上利益をすぐに出せる企業は
たくさんありますが、想定外のトラブルに巻き込まれた時に、
人間力が問われる時です。
「ピンチは人間を磨く絶好のチャンス」
すべての成長企業のストーリーを見ると、
必ずと行っていいほど社運をかけた
分岐点というものがあります。
それを乗り越えられるかどうかは、会社の文化であり、
そして経営者の哲学によるものです。
ホームページに記載されているミッションやビジョンが、
薄っぺらいものか、本物かを見ているということです。
▼2つ目は、
「それらが伝わっているかどうか?」
どんなにいいミッションやビジョンがあっても、
それを正しく伝えているかどうかということです。
ホームページであったり、関連雑誌だったり、
全く知らない第三者が目にした時にでも、
その経営者の考えが伝わるかどうかがとても重要です。
どんなにいい想いや世界観があっても、
それを伝えることができなければ、
社会にとってはないと同じです。
正しい、方法で世間に伝えていくために
どのような表現方法を行っているかも
重要なポイントです。
▼3つ目は、
「それらが商品・サービスや社員の行動に練り込まれているか?」
その企業の哲学・想い・こだわりが商品やサービス、
そして社員の行動に伝わっているかどうかはとても重要です。
社員一人ひとりが
・何のために働くのか?
・仕事を通じて何を達成したいのか?
・商品サービスに想いが伝わっているか?
こういったところを見ていきます。
時流に乗ったビジネスを作ることは大切です。
しかしその延長線上に社会的問題解決があるのか、
それとも競争原理に勝ち残り、利益を出すことだけが
目的なのか?
これは経営者が標榜している理念と、
社員や商品サービスに現れている温度差を見ると
わかります。
誰もが応援したくなるようなビジョン、ミッションがあり、
まったく関係のない人でも何かしらの応援を
したくなってしまうような理念があるかどうかは
重要なポイントです。
経済の流れはいい時も悪い時もあります。
どんな環境であっても成長し続けていくためには、
その企業の哲学がとても重要になります。
投資家としてこれから成長していく企業を応援するためにも、
株式投資をするのは大きな経済貢献になります。
ぜひこれから投資をするときには、
この3つのパターンにそって、分析してみてください。
言葉では表現できないような直感的なものを感じたら、
それは正しい意思決定かもしれません。
ぜひこの3つのポイントを見極め、
分析してみてください。