びっくりしました。アジアはもちろんヨーロッパでもファーウェイ製品がとても浸透しており、Androidと言ったらサムスン、エリクソンから、ファーウェイという風に変わっていると思っていたところでした。
さらに今や国家以上に世界の人に直接影響を及ぼすことのできるIT企業が、国家からの鶴の一声でこのような大きく排他的な決断ができることも驚きました。
こういうことになってもなお、ファーウェイおよび中国企業はさらに勢いをましていくと思います。スマホOSも独自開発しているということで、数年で中国、インド、インドネシアあたりの世界人口TOP1,2,4位の国のシェアを総取りしていたなんてことも十分あると思います。
中国国内で言えば、そもそもすでにAndroidOS自体もかなりいじられていますし、アプリストアもgoogle play storeではない独自のものを使っていて、中国国内だけで流行っている(と言っても人口が人口なのでとても流行っていると言えるとおもますが)独自のアプリがあるのでgoogle play store やgmailがスマホから使えなくなっても困る中国人はほとんどいないと思われます。
最近アメリカで中国人と話していると、どんどんビザが厳しくなって来ているから、優秀な中国人学生やアメリカの大企業で働いていた中国人エンジニアが中国に帰ってきている。アメリカは自国を守るために移民や海外に厳しいが、結果として自分の首を締めていると言っていました。

2019年 アメリカはどこまで中国を崩壊させるか: そして日本が歩む繁栄の道
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